しっかり寝ても昼間に襲う眠気…特発性過眠症かもしれない?!

健康系
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ぺあ
ぺあ

私、子供のころから、授業中ずっと寝ていたのよ…

大人になった今でも、食後はほぼ仮眠が必要だわ…

しかも、時間があれば1~2時間寝てしまう事もあるわ…

なにか病気なんじゃないかしら?

ホウ
ホウ

それはもしかしたら、『特発性過眠症』かもしれないね。

ちゃんとした診断は病院でないとわからないけど、

一度、自分の状態を知ってみよう。


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1.『特発性過眠症』とは

10代半ば~20代半ばに多い症状で、30代でも見られることがあります。

毎晩しっかり寝ているはずなのに、昼間、ほぼ毎日のように耐えられないほどの眠気に襲われ居眠りをしてしまう。

昼寝は1時間を超えることが多く、目覚めてもスッキリしない。

頭痛やめまいを感じることもある。


これらの症状に心当たりがあるならば、

もしかしたら、あなたは『特発性過眠症』かもしれません。


2.『特発性過眠症』チェックリスト

下記の項目のうち、多くあてはまるほど、『特発性過眠症』の可能性が高くなります。

・夜の睡眠時間が10時間以上になる

・3か月以上の期間、ほぼ毎日のように昼間に強い眠気がくる

・眠気によって、日常生活に支障が出る

・日中、頭痛やめまいを感じることが多々ある

・眠気により、集中力が途絶える

・予定していた仮眠時間を過ぎても起きられない

・長時間寝ても、目が覚めても、スッキリと起きられない


3.『ナルコレプシー』との違い

『ナルコレプシー』も、過眠症の種類の一つです。

『特発性過眠症』の原因はまだ特定はされていないものの、中枢神経系の機能障害だと考えられていて、

『特発性過眠症』『ナルコレプシー』は、同じ中枢性過眠症にあたります。

この2つ、「昼間に耐えられないほどの眠気」「居眠り」は共通しますが、やや症状が違います。

『特発性過眠症』の中でも睡眠時間が比較的長い人は、短時間での居眠りでは眠気が収まらず、一度に長く寝てしまう傾向があります。

『ナルコレプシー』では比較的短時間での居眠りでいったんは軽快しますが、その後しばらくして再び強い眠気に襲われることが特徴です。


『ナルコレプシー』は、上記に加え、下記の症状が加わります。

情動性脱力発作(カタプレキシー)

喜怒哀楽など、強い情動変化で誘発されることが多く、突然筋緊張の低下や消失が引き起こされ、急に体の力が抜けて座り込んでしまう、腕がだらんとしてしまうのが典型例。

睡眠麻痺

いわゆる金縛りのこと。

入眠時幻覚

眠りに入って間もなく、はっきりとした現実感のある幻覚(夢)を見る。


①~③の症状を「レム関連症状」といい、これらの症状があてはまるかどうか、また睡眠時の脳波の測定などで『ナルコレプシー』かどうかを判断されます。

上記の3点で当てはまるものがあれば、同じ過眠症でも『ナルコレプシー』の可能性が高くなります。(すべてが該当するとは限りません。)


4.『特発性過眠症』の治療法

4-1.十分な睡眠をとる

『特発性過眠症』の人は、自分に適した睡眠時間をとることで、おおよその症状は改善されます。

個人によって健康に必要な睡眠時間は変わってきますし、十分な睡眠が得られるように、生活上の注意が大事になります。


4-2.薬物療法

昼間の過度な眠気に対しては、「覚醒維持薬」を使用します。

眠くなっても、どうしても起きていなければいけない時は、医師の管理の元、薬を処方してもらえます。


5.あなたはどうですか?

あなたは今、十分な睡眠時間が取れていますか?

「あなた自身」が必要とする睡眠時間を、あなたは把握していますか?


人間に必要な睡眠時間は、8時間前後と言われています。

個人差があるので、それより短い時間で昼間に支障が出ない人もいれば、長時間睡眠が必要な人もいます。

例えば10時間寝ると昼間に眠気を感じることなく日常が送れる人は、長時間睡眠者の傾向があり、夜に10時間睡眠をとれれば、昼間の生活に眠気による支障が出ることがなくなります。


自分が長時間睡眠者であるかを確認するには、2週間前後の日数を、毎日十分な睡眠時間をとって生活することで確認します。十分な睡眠をとることで昼間の眠気がなくなれば、長時間睡眠者(睡眠時間は個人差による)である となります。

とはいえ、今の時代、2週間もの期間にこれだけの睡眠時間を確保することが難しくなっており、長時間睡眠者かどうかを知ること自体が難しいのも現状です。


6.取り巻く環境から生まれる『睡眠不足症候群』

日本は世界的に見て、もっとも「睡眠時間が短い国」です。

学年が上がるにつれ、社会人になるにつれ、、受験勉強だ、仕事だ、通勤だ、と時間を削られ、必要な睡眠時間が取れなくなっている可能性が大いにあります。

その状況が日常化してしまうと、特に長時間睡眠者にとっては、簡単に睡眠不足症候群の状態に陥ってしまいます。

睡眠不足からの、眠気による居眠りや作業効率の低下、仕事上のミスを繰り返すことにより、仕事の継続が難しくなることもあります。

睡眠不足により、学校生活や社会生活を含む日常生活に支障をきたしている状態を、『睡眠不足症候群』となります。


7.まとめ

まずは、自分に必要な睡眠時間を知ること


『特発性過眠症』

・十分な睡眠をとっていても

・昼間に耐えられないほどの眠気とそれに伴う居眠り

『ナルコレプシー』

・十分な睡眠をとっていても

・昼間に耐えられないほどの眠気とそれに伴う居眠り

・「レム関連症状」も見られる

『睡眠不足症候群』

・必要とする睡眠時間が取れずに睡眠不足となり

・眠気による居眠りや効率低下で日常生活に支障をきたす


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